今回はちきりんさんの著書「ゆるく考えよう」を参考に、競争から自由になって、自分の人生をしっかり生きることの大切さについて考えます。
[box02 title=”この記事はこんな人におすすめ!”]
- 競争、辛い、逃げたい
- 今まで一番になるために頑張ってたけど、意味あるのかな?
- 他の人が言ってる「幸せ」が自分に当てはまらないんだけど…
- 自分の幸せについて考えたことない
[/box02]
今回の内容は動画でもしゃべったりしているので良かったらご覧ください^^
『ゆるく考えよう』を読むと自分の人生について考え直せる
今回取り上げている『ゆるく考えよう』は日々忙しく生きている人が読むべき本です。自分らしく肩の力を抜いたらいいんじゃないかということを教えてくれる良い本。
世の中が大きく変化していく中で、どう考え、どう生きていけばいいのかを「世の中」「お金」「働き方」など様々な視点から考察しています。
考え方が受け入れられないこともあるかもしれませんが、「本当にその考え方はあなたのためになる?」と考え直すきっかけになるので、一回読んでみてほしい。
で、今回この本を読みながら思ったことが2つ。
- 競争から離れてみる。目標を低くしてみる
- 自分の人生の主役は自分
1.競争から離れてみる。目標を低くしてみる
競争が辛い、競争から逃げたい…
そういう時には離れてもありなのでは?大体厳しい競争をしているとき、競争相手がものすごい超人だったりしませんか?
学校にもひとりやふたり、「特別な」子供がいますよね。勉強も運動もできて話もうまく、生徒会長にも委員長にもクラブの部長にも選ばれるような子供です。そういう人に凡人が勝負を挑むのはバカげています。
私も受験の時、東大を目指していたので競争をする気持ちでした。上位数%に入らないと受験で合格できないですからね。予備校に通っていて、知っている人が誰もいなかったので同じ教室にいる人はみんな抜くべき相手だ!みたいな。
でも、競争相手って化け物みたいな人なんですよ。全国模試で10位以内に入ってたり、高校1年の時にセンター試験で8~9割くらいとれてたり。
模試が終わって前の席の人の結果を盗み見たときには衝撃でした。
東大、京大、慶応…みたいな超名門の私立、国立を9個並べて全部A判定みたいな(5月時点)。もうね、勝負にならないわけです(ちなみに自分は東大の2次試験も受けれませんでしたので、成績はなんとなく察してください笑)。
どこにいても1番を目指そうとするとそんな感じの怪物がゴロゴロいると思います。そういう人たちと戦って一番上に行く自信と体力がある人はいいのかもしれません。しかし、辛いと思う人だっているはずです。
そしたらそんな怪物とは勝負を挑まないで、逃げてもいいんじゃないかなと思ったり。どうしても競争していかないと自分のやりたいことができない場合は別ですけど。
「違っていた」とわかったら 速やかにやめることです。人生の時間を無駄にする必要はありません。 また、「終わる判断」ができるようになれば、人も企業も新しいことへもっと自由にチャレンジできるようになります。いったんはじめるとやめられないから、新しいことをはじめるのを躊躇するのです。やめる勇気を持ちましょう。そして、どんどん新しいことを試してみるのです!
「なんか違うな」と思ったら撤退するのは全然ありです。競争して、意地でやってると精神的に疲弊します。
自分も受験の時父親が亡くなったのとダブルパンチで精神的に滅入ってしまいました。人の話も聞けず、同級生のとの会話も高校2年生あたりから覚えてないことが多いです。「心ここにあらず」という言葉がぴったりでした。
「自分は競争に耐えうる強い心の持ち主じゃない」と思ったら、全力で回避して次の面白そうなことを始めるのもひとつです。もしかしたらそっちの方が自分に合っているかもしれませんし。
自分は受験や大学でトップになってトップ企業に就職することから全力で逃げてブログっていう趣味を見つけられてホントに良かったと思っているので競争から逃げるのは負けじゃないと断言できますね。
ここら辺のニュアンスが難しいですけど伝わるといいな~
仮に非常に早い段階で「自分にはなれない職業がある、手に入れられない生活がある」と理解したとしても、人生全部を諦めて絶望する必要は全くありません。むしろそれは早めに「進むべき道を現実的に選べる」ということを意味します。 しかも、中高年になってから諦めるのは子供の頃に諦めるよりつらいものです。もっと遅く、老後を迎えてから気がついたら、もう方向修正はできません。気がつくなら早いほうがよいのです。
自分が本当に夢中になって楽しくできること。周りと比べなくても没頭できることが見つかるまでいろんなころを片っ端からやってみるスタンでいいと思いますよ。絶対あるはずですから。
日本は目標が高すぎるのです。「アメリカと互角に!」とか「中国には負けるな!」とか過大な野望を持つのはやめて気楽にいきましょう。個人も同じです。目標を低く設定すると楽になれます。幸せに生きるためにも、目標は低いほうがいいのです。
目標が高すぎる。これは自分も反省しているのところでそうだなと思います。
自分に優しく「これくらいできたら上出来じゃないか!」と思える心の余裕が欲しいところ。自分の過去に対しての反省です。
目標が高すぎるせいで余裕がなくなって家族にも心配かけましたし、いろんな人に八つ当たりしていたので今振り返ると申し訳ないなと思うこともすごいあるんですよね。
自分に優しく、肩の力を抜いて生活したいものです。
2.自分の人生の主役は自分
人生はいつ終わるかわかりません。それは明日かもしれない。だから今まさに、この時点から、自分の人生を主役として演じるべきなのです。
ほんとこれ、自分の人生は自分で決めないと!
自分の責任で自分の進路を決定するのってすごい怖くて、意外と人から与えられた選択肢に従うのって気持ち的にすごく楽じゃありませんか?
自分がやろうとしていることが誰もやっていなかったり、みんなと逆の方向だったりすると不安で夜も眠れなかったりしません?
「自分のオリジナルな欲望」と「つくられて付着させられているニセモノの欲望」を区別したいのです。そうしないと、 ほしいモノをすべて手に入れておきながら、なぜか家の中には不要なモノが溢れている ように感じるという、矛盾した状況から逃げだせません。
「本当にほしいモノ」を 峻別 すること。「自分のオリジナルな欲望」を取り戻すこと。大量供給、大量消費社会における逆説的な 贅沢 に、ぜひ挑戦したいものです。
自分が本当に望んでいる人生に正直になる。難しいことですけど大切にしたい考え方です。
最後に~周りに勝つのではなく自分に正直に生きる~
今回は動画でもしゃべった『ゆるく考えよう』を読んで感じたことについて記事を書きました。
肩の力を抜いて、自分が望む人生を突き進む。今まで意識していないと大変かもしれません。自分も今意識できるように努力しています。
お互い、自分が楽しいと思える生活をしたいものですね。