今回は家族をテーマとした漫画を紹介します。ホームコメディはもちろん、冒険ものでも家族が根幹に入っている作品を取り上げようと思います。人によって意見は様々だと思うので、感想などはコメント頂けると幸いです。
[box02 title=”この記事はこんな人におすすめ!”]- ホームコメディが読みたい
- 家族がテーマの作品が読みたい
- こんな時代だからこそ、家族の大切さを噛みしめたい
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家族をテーマにしたおすすめのマンガ10選
あなたは家族をテーマにした漫画は好きですか?
自分は好きです。心が温まる作品も好きですし、家族とは何のために存在しているのか?と問いかける作品も読みごたえがあって良いですよね^^
今回紹介する作品はホームコメディの作品はもちろんのこと、作品の中に家族の描写が多いものや家族が主人公ではないけど、家族とは何か?を考えさせられる作品をたくさん用意しました。
漫画選びの参考にしてください^^
1. クレヨンしんちゃん
自分の中では家族をテーマにした漫画というとこれが一番最初に思い浮かぶんですよね。最初の方は「子供に見せたくないアニメ」の異名そのままにブラックジョーク全開の話がメインです(そもそもこれ、青年漫画ですし笑)。
しかし、15巻あたりで妹が生まれるとホームコメディのような話がメインになり、家族が中心になってきます。だからといってギャグに切れが落ちるかというとそういうわけじゃないのが作者の力量を感じます。
あと、アニメも漫画もそうなのですが、意外と感動的な話や良い話が多く盛り込まれています。漫画ではアニメで掲載されていない話が多く、それがまた強烈に泣けたりするのも特徴。
「クレしん」のクセに泣かせてきやがるぜ…と思えるのは映画だけじゃありません笑
残念ながら作者はなくなってしまいましたが、作者のアシスタントの方々が今も「新クレヨンしんちゃん」として連載を続けています。今度読んでみようっと。
2. よつばと!
元気な女の子よつばと、とーちゃんの親子と友人、ご近所さんの日常を描いたホームコメディ。マイナーなのかなと思ったらとてつもなく有名でびっくりしたのを覚えています。
今やスマホの携帯充電器にもデザインが利用されているくらいですもんね。
これは作品内の「ダンボー」というキャラクターですね。詳細は作品で。
この漫画の良さは大きく2つ。
一つはとにかく作品内が平和。大人も子供も優しくて、読んでいて人間のやさしさに触れることができます。「現実でもこれくらい優しい人に囲まれたいな~」なんて思いつつ現実逃避できます笑(そもそもまずは自分が人にやさしくなりましょうと戒めつつ…)。
二つ目に、子供目線の物事の目新しさやわくわく感がよく伝わるんです。作品内は主人公のよつばの視点で人や物を見るので、自分の子供の時に感じた新しいものへの興味、世界のすべてが新鮮だった気持ちを思い出させてくれます。
「自分が子供の時は毎日が新しくて楽しかった」ことを思い出させてくれると共に、今でも毎日新しいものを見つけてワクワクして生活していきたいなと思わせてくれる良作です。
3. つばさくんはあかぬけたいのに
裏サンデーで連載中のホームコメディ漫画。シェアハウス内でのドタバタを描いたコメディで、絵も少女漫画よりなのでそういう話なのかなと思ったらまさかのただのギャグ漫画。
ラブコメ的なフラグは絶対にたたない笑(立ちそうになるとキャラクターが自らへし折ることも)。だからシェアはうなのに某テラ○ハウスみたいなことには絶対にならない。個人的にはその方が好きだけど。
登場人物紹介は下のページに書いてあったので投げることにします。絵を見る限り少女漫画っぽいのにね…
関連記事:無料で読める『翼くんはあかぬけたいのに』はヒットの予感ありのギャグ漫画!
キャラが一人一人立っていることと、もはや瞑眩なんじゃないかとも思えるキレのあるフラグ回収とやり取り。アメリカのホームコメディをシェアハウスにして、今の日本風にすると確かにこうなるよなぁと思ったりします。
10巻未満のギャグマンガの中では相当に面白いと思います。マンガワンアプリだと無料で読めるので一回読んでほしい作品。
4. SKET DANCE
週刊少年ジャンプで連載していた学園コメディ。作者が同じく週刊少年ジャンプで連載していた漫画「銀魂」のアシスタントをしていただけあり、かなり面白く絵もきれい。キャラクターも個性があって、かなり笑える話も多かったです。
何なら銀魂よりもマンガは読みやすいんじゃないかと思っています笑(銀魂はマンガだと文字が多く、癖が強いのでアニメの方がおすすめです)
基本的にギャグマンガなのですが、主要人物の過去を掘り下げるエピソードが厚めなのが特徴。その話がめちゃくちゃ泣けるという…。
主人公周辺のキャラクターの家族にまつわる話は一回読んでほしい。大きなテーマの一つに家族への葛藤や困難を乗り越えることがあると思います。
学園コメディに似合わないほどの読みごたえがあり、おすすめです。
5. 彼方のアストラ
2019年夏にアニメ化される漫画です。「SKET DANCE」の作者が「ジャンプ+(プラス)」で書いたネット発の作品。これが面白くて「ジャンプ+」のアプリをインストールしました。
全5巻と少なめなのですが、密度が濃い。SF冒険をベースにSKET DANCEを思い出すコメディが入った作品かと思いきや、丁寧な伏線と世界観により、サスペンスとサバイバルの要素が話を追うごとに強くなります。
終盤は話のテンポの良さとストーリーに入り込んでしまい、休憩なしで一気に読みました。めちゃくちゃ面白かったです。
この作品は主人公たちの生い立ちと人間関係の描写を見ているうちに「家族とは何だろう?」と考えさせられます。自分的には「家族」が大きなテーマの一つになっている作品と感じています。
あまり書くとネタバレになるのでとにかく読んでほしい。できれば5冊まとめて一気読みで。「読んだら面白さがわかる!」と断言できる超優良作品の一つです。
6.NARUTO
今や多くを語る必要のない名作漫画の一つ。作品についてはゴリゴリ語れるNARUTOオタクがたくさんいると思うので、省略。
個人的にこの作品も家族が大きなテーマになっていると思ったので、今回のまとめに入れました。
主人公たちの家族の秘密を知り、家族の思いを知ることが作品中で大きな役割を担っていたので、家族が一つの重要なテーマだといっても問題はないと思っています。
映画の最後2作品は完全にそんな匂いのする話でしたもんね。
「BORUTO」に至っては「親から子へ」的な内容でしたので、改めて家族の重要性が作品の大きな部分を占めているなと感じました。
ただ、今現在(2019年9月現在)ジャンプで連載しているBORUTOは個人的になくても良かったかな、なんて思っちゃいますが。映画ですごく良い完結をしていたので。
7. パステル家族
マンガアプリ「comico(コミコ)」発の作品。「よつばと!」同様に、登場人物がみんな優しいので安心して読めるのが良いところ。
登場人物全員が文字通り「良い人」たちばかりで「自分も人にやさしくなろう…」と決意したくなるほど。
何が良いって登場人物がみんな一長一短のある良い人なんですよね。なんでもできる天才がいるわけでも、何もできない人がいるわけでもなくみんなが長所と短所があって、協力し合って生活しています。
自分たちも日々そうやって足りないものを補い合って生活しているんだなと再認識できるでしょう。
話も感動的な話とほのぼのする日常会のバランスが丁度良いので、飽きが来ない安定した面白さです。なんでこれがあんまり話題になってないんだろう?
人とのつながりを意識しないと作れないこの時代だからこそ、人のやさしさと何気ないコミュニティのありがたさを思い出させてくれる良作なので一読してほしい。
8. あたしんち
自分が小学生の時にめちゃくちゃ流行った作品。自分はアニメで見ていた人ですが、笑ったな~。
お母さんのキャラが強すぎてひたすらに面白い。
これがアニメを見ていた時の正直な感想。
せっかち、テンションが高い、うるさい、よくトラブルを起こす、おっちょこちょい、他の人には理解できない独自の理論をぶつける…等々。
まぁ見ていて飽きないお母さんなわけですが、お母さんがメインじゃなくても面白い話が多い。意外とあるあるな話が多かったり、なんだがほっこりする話があったりとバリエーション豊富。
めちゃくちゃなことも多いけど、楽しいこともあって、退屈なこともある。これだから家族の生活は飽きないし、面白いだよな~思いつつ、自分たちの家族もこれくらい楽しくありたいものです。(いや、そうでもないか?笑)
ちなみに、完全に余談ですが威風堂々の曲はあたしんちのエンディングで初めて知りました。同士はいますよね?
9.SPY×Family
最近ジャンプ+で連載が始まり、2019年8月に1巻が出たばかりの新しい作品。どんな作品かというと、
はい、こんな感じでございます笑。各自の利益のために偽りの家族を始めるというわかり易い設定。
シリアス一辺倒になるのかと思いきや、ホームコメディ特有の温かい話とコメディ感がちょうどよくこのままのペースで話が進めばめちゃくちゃ面白いんじゃないかと期待しています。
1話からかなり引き込まれ、今はアプリで全話読んでいます。これからどんな展開になるのか非常の楽しみ。
あとはキャラクター、特に娘が可愛い。
まだ話数が少ないですが、今のうちに読み始めておきたい作品です。
10.甘々と稲妻
こちらもアニメから知った作品ですが、ほっこりしていて好きです。
ひとり娘と二人で暮らす高校教師が、ふとしたきっかけから教え子の女子高生と三人でごはんを作って食べることに。三人とも料理はまったくできないけれど、美味しいごはんはとっても大好き!あったかくって楽しいひとときが、きっとあなたを夢中にさせる!
妻を亡くしたシングルファザーと一人娘が手作りご飯を通してごはんの楽しさ、おいしさを思い出しつつ、家族として大切なことを教えてくれる作品です。
シングルファザーなので、自炊ができずいつもお弁当やファミレスでしたが、主人公が務めている高校の学生とお花見で出会ったことをきっかけにみんなで料理を作る楽しさ、一緒にご飯を食べるおいしさ、同じ時間を共有する尊さを感じます。
我が家も母が料理を作ってくれているので家のご飯を美味しく、楽しく食べれています。それが当たり前だと思っていましたが、改めて考えると当たり前じゃないなと。家のご飯がどれだけ大切なことかと気づかされました。
また、料理を作るだけでなく、家族、親子の問題を乗り越えるストーリも非常に良きです。家族ってみんなで成長するだよなぁ…なんて思ってみたり。
あとは娘のつむぎちゃんが可愛い。アニメだと動きと声も可愛い。
家族って良いなと思いつつ、たとえへたくそでも自分でご飯が作りたくなる作品です。
最後に
今回は家族をテーマにした漫画を紹介しました。個人的に家族モノ、ホームコメディと呼ばれるジャンルが好きなんですよね。
ドロドロした家族の漫画は読んでいて耐えられないという理由で入っていません。個人の主観と好みが100%。異論は認めます。
中には「これは無理がないか?」と思われるものもあったかもしれませんが、是非読んでみてください。自分が書いた意味が分かるはずです。
家族という関係が今まで以上に問われているこの時代だからこそ、漫画を通して家族の大切さを考える時間を持ったらいいと思っています。
今回紹介した漫画以外にも「こんなのはどう?」という提案がありましたらぜひこのブログやSNSにてコメントください^^
[box01 title=”考えてみてね”]- 自分にとって家族とは何かを考える時間を持ってもいいかも
- 家族をテーマにしている漫画でよい作品がありましたら是非コメントください!