今回は「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」の内容を共有します。
誰も思いつかなかった世界一のアイデアを思いついても、周りを説得できなければ意味がない。
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
またなんとも強烈な一文ですが、納得する部分が多いので共有します。
すごいアイデアも伝わらなければ意味がない
仕事での成功は私たちの人生の中で非常に大きな意味を持ちます。私たちは日々何かしらの仕事をして生きていますから。
では、成功をするためには何が必要でしょうか?この記事のタイトル的に答えが見えているかもしれませんが、考えてみましょう。普段こういうことを考える機会って少ないと思うので。
どうでしょうか?何が思いつきましたか?
- 誰も思いつかないようなアイデア
- 素晴らしい製品
- チームワーク
- 生産性
ほかにもたくさん思いつくと思います。
しかし、今回はタイトルの通り、その中でも伝えることの重要性に話を絞ってみます。なぜ伝えることが重要なのか?
アイデアを正確に、相手に刺さるように伝えられなければ、せっかく思いついた素晴らしいアイデアが届けたい人に届かないからです。
会社を興す、製品を発売する、地球環境を救う……いずれも、プレゼンテーションの出来不出来が左右する。コミュニケーションが下手なら、アイデアや努力、場合によっては自分のキャリアさえも切り捨てられる可能性がある。
ということで、広い意味で成功したい、今の状況を変えたい、世の中にインパクトを与えたい等々思っているのであればプレゼンテーション能力は必須です。
もちろん、口だけうまくて実力不足なんてのはお話になりませんが、良いものを作っても素晴らしい能力があっても伝わらないといけません。ぜひプレゼン能力を磨いてください。
「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」
プレゼンテーションの能力を高めるうえで「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」という本は非常に役に立ってくれると思いますよ!この本では以下18項目を設定してどうすればよいプレゼンができるのかを丁寧に説明してくれています。
- 第1幕 ストーリーを作る
- シーン1 構想はアナログでまとめる
- シーン2 一番大事な問いに答える
- シーン3 救世主的な目的意識を持つ
- シーン4 ツイッターのようなヘッドラインを作る
- シーン5 ロードマップを描く
- シーン6 敵役を導入する
- シーン7 正義の味方を登場させる
- 幕間 ──その1 10 分ルール
- 第2幕 体験を提供する
- シーン8 禅の心で伝える
- シーン9 数字をドレスアップする
- シーン 10 「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
- シーン 11 ステージを共有する
- シーン 12 小道具を上手に使う
- シーン 13 「うっそー!」な瞬間を演出する
- 幕間 ──その2 第一人者から学んだシラー
- 第3幕 仕上げと練習を行う
- シーン 14 存在感の出し方を身につける
- シーン 15 簡単そうに見せる
- シーン 16 目的に合った服装をする
- シーン 17 台本を捨てる
- シーン 18 楽しむ
盛りだくさんですね。ページも多く、読むのに時間はかかりますが、得るものも多と思います。
しっかりと紙のノートで構想を作り、相手に刺さる短いコピーを作る、繰り返し練習する等々、一つ一つのポイントは言われてみれば当たり前に思えるものが多いかもしれません。
しかし、この本に書いてあるポイントを押さえながら練習することで人前で話すのが苦手な人でも素晴らしいプレゼンができるようになるはずです。少なくとも「話すのがうまいね」と言われるくらいには上達できます。
私自身、この本を読みながらたくさんプレゼンの練習をしたら優秀なプレゼントして表彰されたこともありましたので、効果は保証します。
気がついたら本の宣伝になっていました。ぜひ相手に伝わるようなプレゼンの練習を大切にしてください。