地方のビジネスを見ると地方に居続けるという選択肢もありかなと思えてくる

昔から「常識」とされていることがよくよく考えてみると常識ではないということはよくありますね。

「東京がすべてにおいて一番」というのもそういった常識の一つかもしれないですね。

自分もそうですけど、私たちは「東京がすべてにおいて一番。ほかは劣っている」なんていうことを考えがちではないでしょうか。(東京以外に在住の皆様、安心してください。自分も東京に住んでいないです。)

そして、東京以外の場所でビジネスをするときに、「東京と同じような形を目指す」ということを考えてしまう傾向があるような気がするんです。これがいいとか悪いとかではありません。一種の考え方の癖のようなものの気がします。

たしかに、東京は栄えていますし、何でもあります。しかし、だからといってすべての場所が東京と同じようになれば完璧かと言われればそんなことはないでしょう。

地方はその地方にあった形でビジネスをすればいいでしょうし、地元ならではの働き方を探すことってできると思うんです。

私自身、どちらかといえば田舎のほうに住んでいるのでそう思えます。不便ないですし。

「東京化」ではなく「地方ならでは」を考える

以下の記事を読んでみると、すべての場所を東京と同じにするいわば「東京化」ではなく、地方ならではの強みを生かすという考え方がありなのではないかと思います。

地方でビジネス、成功の鍵は「今だけ・ここだけ・あなただけ」

「東京の優れたノウハウを地方に注入したら、地方が創生するだろう」とトライする人がいるが、ことごとく失敗している。

東京のノウハウとは、大企業のノウハウのことだ。

しかし、そのやり方は、市場が小さく人材も限られたが地方では通用しない。

好みの多様化で市場が細分化しているのに、旧来の「専門スタッフ」は対応できず、間接費の塊となっているのだ。地方の現場に立って、未来に通じるノウハウを研究したほうがいい。

「いつでも・どこでも・誰にでも」ではなく、「今だけ・ここだけ・あなただけ」を売り物にして、今あるものに付加価値をつけて高く売るノウハウが必要なのだ。

http://president.jp/articles/-/20151より

東京には東京の色がある、千葉には千葉の色がある、…それぞれの地域にそれぞれの色があるので、その色を存分に生かせばいいのではないか。そう思えてならないんです。

「その土地ならでは」が熱い!

地方ビジネスといってもその土地での名物は違うもの。いろんな記事を引っ張ってみると、「その土地ならでは」の感じをしっかり出すとなかなか面白いビジネスができそうです。

ホリエモンも村作り中!これからは「村作り」が熱い7つの理由。

トヨタをしのぐ、高収益地方企業の戦い方とは

山の上のパン屋に人が集まるわけ

生き方はいろいろある。自分らしい生活を考えてみよう!

今回は地方ビジネスについて書いていきました。

なぜこんなことを書いたかというと、自分の生き方についてもっとリラックスしてみてほしかったからです。

今回の「東京が一番」じゃないですけど、私たちはいつの間にか「常識」として何かを決めつけて生き方を縛ってしまうことがあります。それは住む場所についても同じです。

田舎は東京よりも人が少なく栄えていないからダメで、東京で生きるのが一番いいんだと思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、上で紹介したような地方ビジネスを見てみると、地方で生きるというのも問題はなさそうですよね。問題がないどころか、ひょっとするとあなたの理想の生き方が東京じゃない別の地域にあるかもしれません。

どこでどのように生きるのかがベストなのかはあなたにしかわかりません。

自分の理想の生き方をもう一度考えてみる時間をとってみるといいでしょう。そうすると、自分が本当に生活したい場所が見つかるかもしれませんよ!

「手に職つけて、田舎で人間らしい暮らしをするのも悪くない」

ぐらいに柔軟な発想で自分の生活を考えると、見えてくるものが多いはずですよ。今の時代、基本的にどこにいても生きていけるくらい便利になってますからね。

参考資料

地方でビジネス、成功の鍵は「今だけ・ここだけ・あなただけ」

トヨタをしのぐ、高収益地方企業の戦い方とは