[鬼速PDCA]成功したときこそ振り返って再現性を高めよう!

最近、「鬼速PDCA」を読んでいます。PDCAの考え方から詳しいノウハウまでがっつり書かれている良書です。今読み進めていて、一つでもノウハウを実践できたら生産性が上がるだろうなと思っています。

良い部分を振り返り、再現性を高める

今はまだ読んでいる最中で、すべてを読み終えていないので総合的な感想は言えませんが、気に入っているフレーズがこれ。

物事がうまくいかないときには必ずどこかに原因があるように、物事がうまくいっているときにも原因がある。しかし、多くの人は物事がうまくいったらただ喜んで、居酒屋での打ち上げで盛り上がって終わりだ。

重要なことは、うまくいったことを確実に再現できるかである。

良くない部分が出たときに、改善をしようというのは行動しやすいものの、うまくいったときに振り替えるというのは難しいです。

考えてみてください。仕事で自分がやったことがうまくいったら、振り返る前に気分がよくなって有頂天になりませんか?そして、みんなで喜び合ったりして、余韻に浸って、また次の仕事へ…

そうです、意識しないとうまくいったときに振り替えることをしないのです。みんなそうじゃないですか?少なくとも私は研究でも、仕事でもうまくいったら「よっしゃーーー!」という喜びの気持ちが先に出て、意識しないと冷静に分析するところまで至りません。

しかし、成功体験こそが自分に自信をつけて、「こうすればいいんだ!」という学びを一番多く与えてくれるのは事実ですから、成功体験を分析し、学びにつなげ再現性を高めるというのは重要でしょう。

ということで、計画がうまくいって成功したらうまくいったことを振り返り、確実に再現できるようにしましょう。