『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』という本です。自分のはたらき方を見直すことができる良書なのでここに感想を書いておきます。
現在、amazonで割引セールを行っているので、チェックしてください。めちゃくちゃおススメです、これ。
「世界は広い。だから、今の環境がきつかったらすぐに逃げて、新しい楽しいことを探してもいいんだよ」ということをリアルに、そしてわかりやすく書いてくれています。マンガなので読みやすいのもうれしいところ
過労という問題はだれでも起こりうる問題だと認識させられる
ニュースなどで過労死、働きすぎなどの問題を見ていると、どうしても他人ごとになりませんか?私はそうでした。どうにも働きすぎという問題は自分には関係がないと思ってしまうのです。
しかし、この本を読むと過労という問題が身近でリアルなテーマなのだということが良くわかります。
実際、厚生労働省のデータを見ると、2015年までの正規雇用者(正社員)の労働時間が20年前と比べてもほとんど変化がありません。
ということは、基本的に労働時間に変化がなく、昔から過労死という問題はあるので、自分たちもいつ過労死・働きすぎの問題に直面するかはわからないのです。
頑張りすぎることと自分の限界を超えてしまうことはとなりあわせ
頑張ることは成功のためには大切。大いに賛成です。努力って自分の目標をかなえるためには大事だと思います。
しかし、この本を読んでいてハッとさせられました。限界まで努力をすることと頑張りすぎて自分の限界を超えてしまって、過労の問題になってしまうことが紙一重なんだということを。
頑張りすぎる理由としてよく陥ってしまう罠
「他のみんなもがんばってるから」
世の中には200時間300時間残業ができる人がいます
努力の結果なのか生まれつきの資質の差なのかはわかりませんが
できる人は「努力次第だ」と言うかもしれません
でも、当然ヒトには個体差もあるので
全員が全員同じことができるはずはないのです
他の人がどうだろうと死ぬ人は死にます。だから過労死ラインが定められているのです。
過労死ライン、調べたらいっぱいありました。
「がんばれない自分」を認めるのには多少の勇気がいりました
もっとがんばれるはず
やればできるはず
もっと努力して
もっと我慢して…でも、それで壊れてしまうこともある
いったん目の前の山だけを見るのをやめて
他にもいろんな山や道があるのに気がついてほしいです
頑張ることは大事だといっても自分が壊れてしまっては意味がありません。
世界は広いから楽しくいこう
感想はたくさん書きたいので、今後このブログのいたるところでこの本の内容を参考にすることとなるだろうなと思っています。良い本でした。
- これから働くことになるであろう学生
- 今働いていて「なんかちょっときついな」と思っている人
- 心身ともにきついけどみんな働いてるから頑張らなきゃいけないと思っている人
- 現状余裕のある人
などは絶対に読んだほうがいいんじゃないかと思っています。
今現在余裕のある時だからこそこの本を読んで、限界を迎えないようにする。もし限界に近くなったらいつでも方向展開できる心の余裕を持っておく。
スゲーゾッとするけどいい本。働く前の人とかちょっとだけでも時間の余裕がある人は絶対に読んだ方がいいんじゃないか、これ?
“「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)”(汐街コナ, ゆうきゆう 著)https://t.co/ds2I4YFp2c pic.twitter.com/MbyVl8FVtE
— kiyofumi_sato (@kikki20191205) 2018年4月12日
というわけでお勧めですこの本。ぞっとするけど、知っておいて損はないです。心身が疲弊している人のための治療薬としても素晴らしいですし、心の予防をするためにも良著だなと。
[box03 title=”これだけは頭に入れて帰ってね!”]
- 頑張りすぎると心に限界がきて大変なことになる
- 過労死、ストレスの話は働いている人ならだれでも起こりうる
- 世界は広い
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[box01 title=”考えてみてね”]
自分の夢と、周りの面白そうなことを見つけてみましょう
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では、ばいなら