今回は久しぶりに読んだ。『まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?』について思ったことを書いてみます。これ、通常版も元気が出てよい本なのですが、漫画版でも十分内容が理解できます。
何が良いかというとマンガと、簡潔にポイントを解説した文章があって読みやすいんです。
紹介はこれくらいにして本題へ。
仕事が楽しくないと気がついたら…
さて、今回は『まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?』の本文を引用しつつ、仕事が楽しくないと気がついたらどうすればよいのかについて考えてみることにします。
- 自分が今やっていることが、昔夢に描いたことと違う。
- 仕事が楽しくない、つまらないと思いふと考えていたら忘れていた目標があった。
なんてことを思う人は多いはず。『まんがで変わる! 仕事は楽しいかね?』では「仕事がつまらない、こんなはずじゃなかった」という人にとって非常に有用な内容が多く含まれています。今回の記事が参考になったら幸いです。
自分が今いる場所が夢と違う…
大半の人は、将来自分がするであろう仕事に対して、多かれ少なかれ「夢」や「あこがれ」を抱いた経験があることでしょう。しかし多くの人が知らぬ間にそのことを忘れたりあきらめたりしてしまいます。そしてふと気づいたときに、ハッとさせられるのです。かつて思い描いていた未来とは、どうやら違う場所にいることに――。
たしかに、小学生の時は「僕の夢は…!」なんて思っていたのに、いつのまにか忘れていたり、無理だと決めつけていたりしてます。
ハッと気がつければよいのですが、自分なんかは「あれ?なんか違うのかな?」なんて今一つピンと来なかったりして。今の自分の場所が理想と違くても、違うことに気がつけるのは幸せなんじゃないかと思ったりもします。
仕事が楽しくないと気がつくとハッとさせられる
「ハッとさせられる」タイミングは、いろいろあると思います。
「仕事は楽しいかね?」と急に問いかけられたときの感情。なぜハッとさせられるのかといえば、そこには「自分」と「他人」、あるいは「自分」と「かつて思い描いていた未来の自分」とを比べたときのギャップ、そして「知らぬ間に長い時が経過してしまった(歳をとってしまった)」ことへの気づき があるためです。
作品中では「仕事は楽しいかね?」と聞かれて「あれ?」と思い、ハッとなるシーンがあります。これは心の中で仕事が楽しくないと思っているからなのではないかと個人的に解釈しています。
自分の中であんまり楽しくないな、なんか違うなと思うからこそ、ハッとなるのでしょう。自分も母にふと進路についてきかれたときに「自分が思い描く楽しい生活とな違うぞ」と気がついたのを思い出します。
気がついた時がベストタイミングです。無視をしないでしっかりと立ち止まり、自分の本当に楽しいと思うことは何なのかじっくり考える時間を作りましょう。
心の声を無視すると時間はあっという間…つまらないと感じる日々が終わらないかも
歳を重ねるごとに1年という時の重みは小さく感じてしまう ことから、時が早く過ぎ去ると感じてしまうというのです。
なんで、無視しないでじっくり考えたほうが良いと思うのか?ずばり、これです。時間は過ぎるのが早すぎる。
毎日の生活はあっという間に過ぎるので、生活がつまらないと感じているのに立ち止まらないと時間だけが消費してしまうなんてことになると悲しいような気がします。
人生において、仕事は最も大切なものとはいえませんが、多くの人が1日 24 時間のうち3分の1以上を、「仕事」に費やしています。その膨大な時間を「楽しい!」と思えるかどうかは、人生をより楽しく、充実させられるかどうかを左右する大切な要素になるはずです。では、どうしたらいいのでしょうか。仕事を楽しいと思えない人でも、少なくとも「ハッとさせられる」瞬間は加速する時の流れから抜け出し、「今」と向き合っています。でも多くの人は、次の瞬間には再び時の流れに飲み込まれているのです。つまり、まず必要なことはハッとさせられたときに、そこで立ち止まり続けること。「今」と向き合い続けること。 もし時の流れに飲み込まれそうになったときには、自らに問いかけてみてください。「仕事は楽しいかね?」と。
多くの時間を仕事に費やしている人は多いでしょう。当たり前といえば当たり前です。
だからこそ、今の自分がやっていることを自分が楽しめているのか?立ち止まって考えましょうということですね。
もし、ふとした時に「今自分がやっている仕事は楽しいかな?」と少しでも疑問に思うのであれば心の声を無視することなく、立ち止まってじっくり考えましょう。
仕事にやりがいは必要だけど、多くの人が楽しいとは思っていない
で、ここで終わっても良いのですが、「仕事が楽しくない」というのが一部の人だけが思っている特殊なことなのか?データを見ながら考えてみましょう。
まず、仕事においてやりがいが大切。これは多くの人が同意しています。エン・ジャパンのアンケート調査でも仕事のやりがいは大切というデータが出ています。ですので多くの人が仕事のやりがいは大事だぞと思っていることは間違いなさそう。
で、実際はどうなのかというと満足している人、やりがいを一番の動機にしている人は多くないみたいです。
内閣府の国民生活に関する世論調査によると、平成13年から30年において仕事でやりがいを求めて働く人の割合は20%前後で毎年割合が微減しているとのこと。で、一番の目的はお金で53%程度。まぁ、仕方がないかなと思ったり。
さらに、先ほど紹介したリクルートキャリアの調査によると、78.6%の人がやりがいが必要だといっているのに、実際にやりがいを感じている人の割合は36.1%となんだか矛盾しているんですよね。
ちなみに、中小企業庁のデータでも仕事の満足感は30%程度で年々減少傾向。
こうやってみると、とにかく仕事に満足していない人が多いという結論を下して問題なさそう。で、これが日本特有の問題なのかというと、そもそも今回紹介している本自体アメリカで出版されている本なので、日本だけじゃないのかもしれない。
なので、仕事がつまらないと思うその気持ちは異常じゃないんだと思います。たぶん、正常な感覚なのでしょう。
仕事がつまらない!?違和感を感じたら立ち止まろう
だからこそ、自分の心が感じた違和感を無視しないでほしい。
じっくりと考えて、もしほアにやりたいことがあるのであれば初めて見たらいいと思います。自分みたいにゆっくりブログを始めてもいいですし、趣味をやってもいいですし。
私の高校の同級生も、日本で働いているときに違和感を感じて会社を辞めて、今ベトナムで働いています。正直、すげ~バイタリティだなと驚いていますが。
ということで、今回紹介した本。自分の生活を見つめ直すということで一回読んでみたらどうでしょうか?
と、ここまで書いて初めて、家でゴロゴロしていて立ち止まりっぱなしの自分がこれを書いているので説得力があるのかないのかよくわからなくなりました。ま、でもこうやってブログを書いているのは楽しいのできっとこれくらいのことを書いても良いのかなと思うことにします。
突っ込むのはSNSだけにしておいてほしい。