コラム PR

嫌なことがあっても即答、即応しない「忍耐力」の重要性を考える(『頭に来てもアホとは戦うな!』)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

最近、『頭に来てもアホとは戦うな 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』という本を読み始めています。これが今の自分にぴったりの素晴らしい内容だったので、皆さんと共有しておこうと思います。

『頭に来てもアホとは戦うな!』とは?

『頭に来てもアホとは戦うな!』は最近ベストセラーになっていますね。

社内の人間関係や争いにやきもきするのは、時間とエネルギーの無駄。人間の負の感情にとらわれず、淡々と成果を出す。それがグローバル人材の最低条件だ。人間関係に悩むすべてのサラリーマンにおくる画期的仕事論。

まだ読み終わってなく、今読み進めているところまでの感想は「すごくいい感じ」です。


人間関係で最も大切なことは頭が来ても戦ってはいけないということがよくわかる一冊になっています。今回は、この本の中でも「忍耐力」について印象に残った部分を紹介します。

忍耐力~頭に来てもかっとなってリアクションしたら負け~

今回取り上げるのは『頭に来てもアホとは戦うな!』にある忍耐力についてです。この本では忍耐力とはずっと我慢することではなく、即答、即応してはいけないという意味で使っています。

忍耐といってもずっと我慢しろというわけではない。即答、即応してはいけないといっているのであり、まず嫌なことがあっても、グッと受け止めることに忍耐力を使うべきである。

我慢し続けてストレスで体調崩してもいけませんしね。

実社会に出たら、リアクションが早すぎる人間は未熟だと思われる。要は、じっくり考えていない、と見なされるのだ。

現実社会ではすぐにリアクションを起こしてしまいがちなときに戦いは始まってしまい、相手にこちらの嫌いオーラも伝わり、引き返せないところまで行ってしまう。 なかなか難しいかもしれないが、できたら笑顔で「なるほど」くらいの言葉を発して、自分を冷静にして、相手の言葉を受け止めよう。

なるほど。私はどちらかというと、頭にきてしまうとすぐに顔に出てしまうタイプなので、このフレーズはグサッときます。

相手の言葉にリアクションすることなく、まずは一回聞いてから次の言葉や行動を考える。う~む練習する必要がありそう。意識しないと、冷静になれないで変なことを言ってしまったり、喧嘩をしてしまって後で後悔しても時すでに遅し…なんてことにもなりかねません。

最悪なのは、自分がかっとなってしまったときの言動のせいでやりたいことができない、人の協力を得られず目的が達成できないことです。これは避けたい。

衝突の可能性がある場合ほど、素早くその場を離れたほうがいい。高等戦術になるが、その場を離れたことが、何らかの意思表示であると相手に伝えることになる。つまり相手に「こいつダメージ受けたな」と思わせておけばいいのだ。

もしどうしてもコントロールできないくらいの怒りを感じたら、こちらのリアクションが悟られる前に、相手にやられたフリをしながら、冷静にその場を立ち去り、衝突や嫌いオーラを悟られるのを避けることだ。

喧嘩になりそうなときに喧嘩をするのではなくその場を離れる。なんならその場は負けていても問題ないというスタンスはほんとに勉強になりますね。

私も経験があって相手が理不尽なことをしたり、いきなりわーっといわれたりすると単純に頭に来ますよね。しかし、それでも言い負かしたり、リアクションをして戦ってはいけないというのがこの本の主張。戦って論破したとしても一時的には気持ちよくなっても自分が一番手に入れたいものを手に入れられなくなってしまいます。

  • 喧嘩をして本当だったら協力してほしい人の協力が得られない
  • 喧嘩をしてしまったせいで気分が悪い
  • 対立したから邪魔される

どう考えても最悪ですね。「カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話」という本でも怒りに任せて行動しては本当の勝利、つまり自分が本当に欲しい利益を手に入れることはできないということを指摘しています。

怒りに任せて行動し、その場での気は晴れたとしても、それでは”勝つ”ことはできません。その場ではあえて負けておきながら、勝つ機会に向けてしたたかに前進していく。そういう人間が本当に強いのだと思います。

全部に勝つ必要はありません。相手に譲ってもいい部分、負けていることを気にしなくていい部分があります。

完封勝利をする必要はありません。小さく負けて、大きく勝てば”一勝九敗”でも構いません。守るべきものは、全勝でもなく、ましてやプライドや自意識でもありません。実利、つまり自分の目的さえ達成できればそれでいいのです。

まとめ

自分の目的を果たすために、嫌な相手に嫌な言葉を浴びせられたり、理不尽なことをされたとしても、怒りに任せることなく自分の目的を果たす。そんな姿勢を持っていたいなと思えました。

いままで思ったことをすぐにそのまま言葉にしたり、行動にしていたので反省することが多いです。即答せずに、まずは受け止める。そのあとに、思ったことが正確に伝わる言葉を選び、目的のための行動をとれるように訓練してみます。

これだけは頭に入れて帰ってね!
  • 頭に来てもすぐに行動してもたいてい良いことはない
  • 戦いになりそうだったら負けるそぶりを見せてもいいから、戦わない
考えてみてね
  • カッとならない方法を探してみましょう(あったら教えてほしい笑)
  • 頭に来ても相手に悟られない方法を考えてみましょう(これも教えてほしい笑)

今回の記事は自分で実践できていることじゃないので、この記事を読んでいるあなたにぜひ教えてほしいです。まじで。

では、ばいなら。

この記事が気に入ったらいいね!
いいね ! しよう

Twitterをフォロー!
ABOUT ME
イチョウの木
はじめまして!このブログの管理人です。興味が広いので、気になったことを深堀下記事を書いて読者の方と感じたことを共有し合えればうれしいと思っています。
この記事を読んだ方はこちらもおすすめ