今回は「小さな嘘をつかないですむために」ということでお話ししてみようかと。
小さな嘘とは?
ここでいう「小さな嘘」と何でしょうか?ここでは自分の環境的に望んではいないけどつかざるを得ない嘘のことを指します。
例えば以下のような場合ですね。
- 会社の営業で商品を売らなければいけないけど、自分の本音としては売りたくない。でも、給料をもらっている以上、嘘でも進めなければいけない
- 正直意見には反対だが、組織にいる以上「賛成」と言わなければいけない
仕方がないんじゃないかとも思えますけど、次の文章を読むとそうともいっていられないんです。
自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はないんだ。そのひとつの商品を売るために、本当に多くの小さな嘘をつかないといけないからな。そして人は小さな嘘をつき始めると、やがて自分の心をその嘘に合わせるようになる。そうやって、人間の心は死んでいく。
『転職の思考法』より
自分の心が死んでいく…考えただけでゾッとします。
でも、自分の思ったことを完璧に正直に話せる人って少ないですよね。みんな何かしら妥協して生活していますよね?
何で嘘をつかなければいけないのか?
そもそも、何で嘘をつかなければいけないのか?今いる環境以外の選択肢がないからではないでしょうか?嘘をつかなければ生きていけないのであれば嘘をつかざるを得ません。
革命のファンファーレの言葉を借りれば嘘は環境によってつくものです。
タレントは噓をつかざるをえない環境に身を投じ、信用を失ってしまうわけだ。 噓は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によって噓をつかされる。
『革命のファンファーレ』より
では、小さな嘘をついて自分の本心を押し殺し、自分の人生に嘘をつかないためにはどうすればいいんでしょうかね?
嘘をつく必要がない環境を作る
となると解決策は嘘をつかなくても良い環境、自分の本心を発現できる環境を作ることになりますね。
「噓をつかない」ということは、「自分の意思を明確に表明する」ということだ。 ことテレビに関して言えば、テレビ以外の収入が安定していないと、なかなかテレビには意見しづらい。 自分の意思を明確に表明する為には、意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。
革命のファンファーレより
本心を言える環境、状態を作ることができれば自分の心に嘘をつくことなく、対等な会話ができるかもしれませんね。
そこまでの環境を作るためにはしっかり努力することは当然として、どんなことをすればいいのかな?と考えてみると、こんなところでしょうか?
- いつでも転職できる状態を作る
- 複数のコミュニティがある(ありすぎても困るだろうけど)
- 副収入を作る
- 今の環境で発言力を高める(これはこれで大変かな?)
- 自分でコミュニティを作る
- 発信できる場所を作る(ブログ、YouTube、オンラインサロン)
- 不労所得を作る
- ビジネスを作る
- 圧倒的な核となる力をつける
- 希少性をあげる
「自分はこういう状況だから、怯えて自分の心に嘘をつき、言いたくもないことを言わなくてもいいんだ」と思えることが大切ですね。
私自身、臆病な性格なので嘘をつかざるを得ない気持ち、わかります。
だからこそ、嘘をつかない状態を作るぞ!って決意して生活をするだけで全然違うんじゃないかなと思うんです。
こちらの2つの本はとってもよかったので、是非一読をお勧めします。
ちなみにこの動画、めっちゃよかったので貼っておきますね。