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プライドは日々の生活と練習では邪魔になる | 結果を真摯に受け止めることで加速度的に成長する

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先週久しぶりに英語の読解問題をやってみたら面白いほどに衰えていました。

受験生の時に説いていたら8割ほど解けていた問題が3割くらいしか解けていないのだから時間というものは残酷ですね。

ただ、不思議なもので、1週間後新鮮な気持ちで同じ問題を解いてみるとあっさり満点が取れました。

受験生の時でもこんなにあっさりレベルアップすることはなかったので、なぜだろうと振り返ってみると今のほうが間違えたこと、できなかったことに対してポジティブに向き合えていることに気が付きました。

受験生の時もこれくらい謙虚に、できないことを受け止められていたらもっとレベルアップできていただろうなと感じます。

なぜ謙虚に学べないのか

「むきになるくらいであれば、人に笑われた方がまし」、「プライドを捨てて目標に向けて努力できる方がかっこいい」。わかってはいるものの、なかなか実践できないものです。

プライドはコミュニケーションの邪魔になる。まず、お客さんとコミュニケーションの接点を増やせ。そうしないと、俺たちの仕事は始まらない。あいつバカだねと思ってくれたら、成功だ。

人生の勝算

勉強をしていて、間違いがあると成長のチャンスだと思うよりも、間違えて恥ずかしい、点数が低くてはいけないという気持ちが先に出てしまいます。

一種の防衛本能なのかもしれませんが、これが成長の妨げになってしまうのでよくない。

ある研究でも、失敗に対する価値観が成長を妨げる可能性について言及しています。

最近,失敗から十分に学習できずに,同じような 失敗を繰り返してしまう「学ぶ力の低下」や,また,他者からの評価を懸念し,また自己評価を維持するた めに,失敗から避けようとする「挑戦意欲の低下」の 問題が指摘されている。この背景には,失敗に対する ネガティブな価値観が関与しているものと思われる。

失敗に付随するネガティブな感情 が強く過度な恐れを抱くために,失敗を学習機会とし て捉えて向き合うことも対応策を講じることもできず, 結果として同様の失敗を繰り返してしまうこともありうる。失敗に対する肯定的な価値観を持っていれば, たとえエラーが発生したとしても,その経験から失敗 を克服する教訓を抽出することにつながり,長期的な 観点から見ると,失敗傾向の抑制に寄与することがで きるかもしれない。

失敗に対する価値観の構造より

失敗に対して、ネガティブな感情を向けてしまうことはよくあることだそうです。

しかし、成長するためには、うまくいっていることも、うまくいかないことも冷静に分析できる方が良い。特に、失敗したことについて分析できるようになると成長が早いです。

失敗して、分析して、次につなげる

こうやって語るのは楽なんですけどね。

うまくいっていなくても愚痴だけはこぼさないように…

失敗を真摯に受けてめて成長することが理想ですが、なかなかそこまで謙虚になれないもの事実。しかし、せめて結果に対して愚痴をこぼすのは減らしたいなと思っています。(家族にこぼすくらいはいいと思いますけど)

「監督は自分のことを分かっていない」 などと言うのは、試合に出られない選手の定番の 愚痴 だ。僕は愚痴を言わないようにしている。愚痴というのは一時的な感情のはけ口になって、ストレス解消になるのかもしれないけれど、あまりにも安易な解決策だ。何も生み出さないし、まわりで聞いている人の気分も良くない

心を整える

自分が失敗して、ネガティブな可能になるのもよくないことですが、それ以上に

僕は監督があまり僕を評価していないという現実を受け止め、まずそこを自分のスタートラインにした。では監督は何をMFに求めていて、どんなプレーをすれば信頼してもらえるようになるのか、試合を 観 ながら考え続けました

心を整える

「自分はもっとできるはず」、「評価方法がよくないから自分の実力低い結果になる」、「自分を正しく評価してくれていない」などと考えて自分を正当化すると自分の課題と真摯に向き合えず実力が伸びません。

受験生の時は、低い点数を見ると「お前は努力していない」「この点数では目標にたどり着かない」と言われているように感じていました。

低い点数が出る、失敗するというのは本来、自分の課題が浮き彫りになっていたので克服できるチャンスです。しかし、余計なプライドと恐怖心から結果と向き合わず、成長する機会を自ら逃していました。これでは実力が伸びません。

現に、「学力の経済学」でも示されているように学力のない学生ほど過度に自信を持っています。自分も学生だった頃を思い出すと理解できるのですが、変な自信と失敗を認められないプライドや不安感が原因ではないかと感じています。

悪い成績を取った学生に対して自尊心を高めるような介入を行うと、悪い成績を取ったという事実を反省する機会を奪うだけでなく、自分に対して根拠のない自信を持った人にしてしまうのです。

「あなたはやればできるのよ」などといって、 むやみやたらに子どもをほめると、実力の伴わないナルシストを育てることになりかねません。とくに、子どもの成績がよくないときはなおさらです。

学力の経済学より

ということで結果に対して「こんなのはおかしい」「俺のことを認めてくれない」などといって愚痴らないよう気を付けています。

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イチョウの木
はじめまして!このブログの管理人です。興味が広いので、気になったことを深堀下記事を書いて読者の方と感じたことを共有し合えればうれしいと思っています。
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