先日、ウェブ電通報という電通が運営している広告やマーケティングに関するメディアを読んでいたらキャッシュレスについての記事がありました。
結論を言ってしまうと、コロナ禍でキャッシュレス決済が増えましたということがまとめられています。
今回の「コロナ禍でのキャッシュレス意識に関する調査」では下記3つのキャッシュレスインサイトが見えてきました。
①「スーパー」「コンビニ」「ドラッグストア」といった日常の生活導線上での利用が増加
②「電子マネー」「モバイル決済」の利用が増えるかが鍵
③1000円以下の「小額決済」でのキャッシュレス化が進展
家にいる機会が増えるとキャッシュレスで決済することが増えるかもしれません。
- ゲームや電子書籍など家でできる趣味をクレジットカード決済で購入して楽しむ
- 食事のテイクアウトが増える
一方で、コロナに関係なく時代の傾向としてクレジットカードを始めキャッシュレス化が進んでいたともいえます。経済産業省の資料を見ると、コロナウイルスが広がる前からキャッシュレス支払いは増えています。
海外に目を向けると日本よりもキャッシュレスが進んでいる国が複数見受けられます。
古いデータですので、現在はどの国ももっと普及しています。海外で進んでいれば日本も負けじと普及させようとする動きが出ますので、今後もキャッシュレス化は進むでしょう。
キャッシュレス化は支出が増える?
キャッシュレスが今よりも普及すると生活が便利になる!
このように紹介しているTVや雑誌、YouTubeの企画を見ることが多いと思います。たしかに、クレジットカードや決済アプリのほうが財布からお金を出すよりも簡単です。
しかし、日本クレジット協会の調査によるとでは現金払いではなくクレジットカード払いにすると、現金払いの時よりも多くの金額(調査では1.7倍となっています。業種によって是変化します)を支払ってしまうという結果が出ています。
クレジットカード決済による購買単価は、現金決済に比べて、全業種平均で1.7倍と高く、キャッシュレス決済導入は当該コスト発生等を勘案しても、地域経済活性化に向けて検討すべき最重要課題のひとつであると考えられること
日本クレジット協会の調査より
調査のデータも面白いので、おすすめ。私たちは支払方法を変えるだけで財布のひもが緩くなるのが良く理解できます。
商売をしている人にとってはうれしい話ですが、お金を使う人にとっては気を付けなければいけません。
キャッシュレスになっても財布のひもを緩めないで!
ということで、結論。
キャッシュレスは便利だけど、ちゃんと家計管理をしよう!
アプリを使ってもいいですし、家計簿を使ってもいいので予算を決めてレッツ、キャッシュレス。YouTubeでも家計管理についてしゃべっているのでよかったら見てね!