今回は『誰がアパレルを殺すのか』という本からワンフレーズを紹介しつつ、自分の意見を補足します。
かつてなく厳しい目前の逆境は、次の成長のための発射台と言い換えることができるはずだ。
絶望するにはまだ早いが、流れを変えるなら今しかない。
この本はアパレル業界が昔よりも業績が悪くなってしまった原因を丁寧に分析している本です。
扱っているのはアパレル業界ですが、どんなビジネスにも当てはまるであろう指摘が多く非常に勉強になります。
逆境は成長のチャンス。だけど…
さて、今回の一言の補足をします。本では経営のことですが、このフレーズは経営にかかわらず私たちの生活全般に当てはまる言葉です。
逆境は自分が成長するチャンス。これはよく聞くと思いますし、実際そうだと思います。
しかし、個人的に忘れてはいけないのは逆境はチャンスだけれども、チャンスに変えるためにはタイミングを逃さないことも重要だということです。
自分にとって逆境になった時は、次に成功するためのステップなのは間違いありません。逆境から学び、自分を見つめ直すことで成長につながります。
逆境をチャンスに変えるためにはそこから変化をつける
だだし、逆境から学んだあと変化をつける必要があります。
今回紹介した本ではアパレル産業の話でしたので、ビジネスの形態やサプライチェーンを見直すといった話になっていました。
私たちの場合は、日々の生活や働き方などを見直し変化させることになります。
例えば、仕事のために必要な資格の勉強を始めたり、手帳を始めたりなどでしょうか。
変化を始めるスピードが遅いと、逆境の中で学んだことを逃してしまいます。
ということで、
・逆境を糧に学びチャンスに変える
・なるべく迅速に学ぶを行動に変える
の2つはセットで重要です。そんなことを教えてくれるワンフレーズでした。