一人の力には限度があるので、周りの協力に感謝をし、人に協力してもらえる人になろうという話

人と協力して生きていける人になりたいな思うことが多いので記事にします。結論はタイトルそのままです笑

2冊の本を読んで感じたこと

今回の内容は『奇跡のリンゴ』と『FACT FULNESS』という2冊の本を読んで感じたことです。

『奇跡のリンゴ』は無農薬のリンゴという無謀ともいえる挑戦の話だった!

この2つの本の中にある内容を抜粋しつつ、思ったことを記しておきます。(引用箇所の太字は、私が個人的に行っているものです。)

人間に出来ることなんて、そんなたいしたことじゃないんだよ。みんなは、木村はよく頑張ったって言うけどさ、私じゃない、リンゴの木が頑張ったんだよ。これは謙遜なんかではないよ。本気でそう思ってるの。だってさ、人間はどんなに頑張っても自分ではリンゴの花のひとつも咲かせることが出来ないんだよ。手の先にだって、足の先にだって、リンゴの花は咲かせられないのよ。そんなことは当たり前だって思うかもしれない。そう思う人は、そのことの本当の意味がわかっていないのな。畑を埋め尽くした満開の花を見て、私はつくづくそのことを思い知ったの。この花を咲かせたのは私ではない。リンゴの木なんだとな。主人公は人間じゃなくてリンゴの木なんだってことが、骨身に染みてわかった。それがわからなかったんだよ。自分がリンゴを作っていると思い込んでいたの。自分がリンゴの木を管理しているんだとな。私に出来ることは、リンゴの木の手伝いでしかないんだよ。失敗に失敗を積み重ねて、ようやくそのことがわかった。それがわかるまで、ほんとうに長い時間がかかったな

『奇跡のリンゴ』より

こちらは『奇跡のリンゴ』の1フレーズ。人間はリンゴの木が身を付ける手伝いしかできないように、私たちも大きなことを成し遂げたとしてもそれは手伝いをしているだけということは多いかもしれません。

社会や経済の発展が止まっているのは、とてつもなく破壊的なリーダーがいたり、紛争が起きているほんの少数の国だ。それ以外の場所では、悲しいくらいに無能な大統領のいる国でも進歩している。一国のリーダーなんてそれほど重要じゃないんじゃないかと思ってしまうほどだ。おそらくその見方は正しい。国を進歩させるのは、社会を築いてくれる数多くの人々だ。

『FACTFULNESS』より

自分のチームがすごい成果を上げたとき、自分が行ったことはチームの力を生かす手伝いをしただけ。そう考えるとおごることなく、自分の最善を尽くせると思います。

たくさんの人の力が合わさって、一つの素晴らしいものが出来上がるのです。「じぶんのおかげだぞ!」と思っていることも、実はあなたの周りにいる人たちの努力と知恵と、工夫にあふれているのです。

そう思うと、今以上に謙虚になれるかもしれませんね。

リンゴの木が、リンゴの木だけでは生きられないようにな、人間もさ、一人で生きているわけではない。私もな、自分独りで苦労しているようなつもりでいたけどよ、周りで支えてくれる人がいなかったら、とてもここまではやって来られなかった。

『奇跡のリンゴ』より

とはいっても、自分ができる数少ないことは、世界が良くなるために欠かせないことかもしません。自分のかかわっているチームが素晴らしい製品を作った時、あなたの力がなければその製品のすばらしさが100%出ないなんてことだってあり得ます。

おごる必要はありませんが、そうやって自分が貢献したことは無駄ではありませんし、自信を持つべき。そして、必ず誰かが見ています。

社会を機能させている、勇敢で辛抱強い人たちが注目されることはめったにない。でも、本当の救世主はそんな人たちだ。

『FACTFULNESS』より

歴史に名前が出なくても、表彰されなくても、みんなからちやほやされなくても、一生懸命努力しているたくさんの人が救世主だということ。そして、自分もその救世主の一人だということを胸に刻みながら努力を続けたいものです。

自分の周りの人に感謝を、そして協力してもらえる自分になれる努力を

世の中が良くなっているとき、何かしら良い状況が生まれているとき、一人の人間のチカラだけでよくなっているわけではありません。

そこには多くの人の創意工夫があり、さらに言えば自然のチカラなどの人間以外のチカラが、あなたが考えている以上にあるのだということです。これを忘れてはいけないなと自分で自分を戒めることとします。

自分が何か大きなことを成し遂げたいのであれば、関わってくれるすべての人に感謝をして、日々努力すべきでしょうね。さらに、多くの人たちに協力してもらえるような人間になる意識は常に持っていたいものです。

謙虚に、そして力を貸してもらえるような人間になれるよう、おたがい日々懸命に生きていきましょう!