現在、働き方が変わりつつあります。
ひと昔であれば、仕事といえば会社へ行ってするものでした。そして、仕事とプライベートはきっちりとわかれていました。今も多くの人が会社へ勤めていますが、少しずつ働き方が変わっています。
この本を読むと会社という形を見直し、自分に合った働き方を考えるいいきっかけになるかもしれません。
機械化が進むことで遊びが仕事になる
この本でたびたび強調されるのは、機械化が進むことで今ある仕事の多くはなくなり「遊び」だと思われていることが仕事になるというものです。
遊びと仕事の協会は、これからの時代はますます曖昧になっていく。
余暇時間が増え、遊びがビジネスへと変貌する。そんな時に仕事を得ているのは、「遊びの達人」に違いない。
『99%の会社はいらない』p102,103より
機械化によって仕事が失われるということに関しては、「パズドラ」で有名なゲーム会社「ガンホー」代表の孫泰蔵さんも日経ビジネスで言及しています。
おそらく2020年あたりを目途に、IoTのThings、つまりモノの進化が始まります。
2040年くらいに針を進めると、間違いなく、今の仕事の8割くらいがなくなっているのではないかといわれています。わかりやすい例でいえば、安いものを大量に作る工場の仕事は全部機械がやっているでしょう。
2040年頃、今の仕事の8割くらいが消滅するより
たしかに、さも遊ぶかのように物事に打ち込んでいる人が成功していくというのは予想できますね。
ブロガーもユーチューバーも自分が好きなことを突き詰めてできている人たちなわけですし。今後、遊んでいるひと(遊ぶかのように打ち込んでいる人)に大きくスポットを浴びるのではないでしょうか。
遊びが仕事になるから働き方も変わってくる
遊びが仕事になるわけですから、働き方も大きく変わってくるでしょう。
最近はニュースでも「働き方革命」という言葉がよく出てくるようになりましたね。ここで重要なのは、
自ら能力を発揮できる場を選ぶ
という考え方です。この本では、そもそも会社という組織そのものとの向き合い方を考えるよう書かれています。
新しい組織の作り方に関してはこの本を読んでもらうこととして、一つ重要なテーマがある気がしてならないのです。
組織そのものとの向き合い方を考えるということは働き方だけではなく、自分にとっての幸せな人生というものをしっかり考える必要があるように思えるのです。
幸せな働き方、生き方
年月がたてばたつほどに、働き方、生き方が自由になってきているように思えます。
以下に日経の働き方革命についての記事を紹介しておきます。この記事を読むと、企業も私たちの生き方に合わせて動き始めているのだなということがわかると思います。
自分で働き方を自由に選べるということは自分にとっての「幸せな生き方」をはっきりを決める必要があるということです。
- 自分にとって本当に幸せな生き方って何だろう?
- 自分は何がしたいのだろう?
- どんな人生を送れば幸せなのか?
仕事、趣味、生活方法、住む場所、家、・・・。ありとあらゆるものを「周りがよしとするから」ではなく、自分の心と向き合って決めることが必要な時代になったということではないでしょうか。
自分の人生を真剣に考えて、行動する分だけ楽しくなる時代なのかなというのが正直な感想です。少なくとも楽ではないでしょう。自分で考えて、決めて、行動する必要性と責任が増えるので。
働き方、生き方に合わせて生活環境の整理も考える必要あり!
「片づけ生活」ですから、生活環境についても言及しておきましょう。
働き方、生き方が大幅に変わるということは自分が生活し、働く場所も大幅に変える必要があるということを確認しましょう。
思い描いている生活にあった環境に自分で作り替えるのです。
玄関、リビング、寝室、本棚、…等々一つ一つ見直すのです。生活環境を変えることなく、働き方を変えるというのは非常に難しいはずです。
少しずつでもいいですから、あなたにとっての理想の生活・夢の生活を具体的に思い浮かべましょう。そして、生活している身の回りを見直してみましょう。
自分の部屋から生き方革命を起こすのです!
オフィスも働き方革命に合わせて5sを進めていきましょう!
会社もこのような変化に合わせていく必要がありますね。
働き方革命に合わせたオフィスの片付けを行うのです。一人一人が働きやすいように、より短い時間で最大の成果が上がるように。
専門用語を使うと、5sを積極的に導入して、オフィスの片付けを進めていきましょう!
5sに関してはこのブログでもいろいろ書いているので参考にしてみてください。
最後に:働き方を見直し、自分で働き方革命を起こそう!
今回は『99%の会社はいらない』という本をもとに働き方革命についていろいろ書いていきました。
多くの仕事が機械化によってなくなり、いままで遊びだと思われてきたことがプロとして食べていける時代になっているからこそ働き方を見直す必要があります。
あなたにとっての本当に幸せな生活はどのような生活ですか?従来の幸せに流されることなく試験に考えてみてください。
今回紹介した本著は、働き方・生き方を見直す素晴らしい機会を与えてくれるはずです。