今回はロングセラー本『金持ち父さん貧乏父さん』の中から、自分が重要だと思った内容を紹介します。本当は自分のメモ帳にまとめればよい内容なのですが、せっかくなので、ブログにして共有したいと思います。
良い本なので、参考にしていただければ幸いです。
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金持ち父さん貧乏父さんとは?
『金持ち父さん貧乏父さん』という本のことを初めて聞いた人もいるかもしれませんので、簡単に紹介します。この本はお金について身につけておくべき哲学を簡潔に、わかり易く説明している本です。
何十年も売れ続けているベストセラーでお金について考え方を変えようというと必ず勧められるといっても過言ではありません。
あまりにも売れすぎているせいで、マルチビジネスや詐欺まがいのセミナーや講座でも引用されています。それくらい多くの人が読み、信頼を寄せている本だということです。一回は読んでおくべきだと思いますよ。
最近は『中田敦彦のYouTube大学』でも解説されていましたね。
動画もいいですが、本を読んでみるのがいいと思います。個人的に一次情報が良いというスタンスなので。
金持ち父さんの6つの教え
この記事では本の中にある「金持ち父さんの6つの教え」という内容と自分が感じたことを簡単に紹介します。この記事を読んでくれたあなたにとって考えるきっかけとなり、本を読もうと思ってもらえたら幸いです。
自分も定期的に思い出したい内容なので忘備録も込めてまとめます。
1.金持ちはお金のためには働かない
中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる
『金持ち父さん貧乏父さん』の中で最も最初に出てくる教えであり、自分の中で最も衝撃的な内容でした。私たちのほとんどは毎日働いています。
なぜ働いているのかといわれれば、ほとんどの人はお金のために働くでしょう。内閣府の調査によれば51%の人がお金を得るために働いていると答えたそうです。多くの人が納得すると思います。
しかし、この本では豊かなお金持ちになるためにはこの考え方を変えることが重要だと説いています。働いてお金をもらって、また働く…この繰り返しを本書の中では「ラットレース」と呼んでいます。
では、どうやってラットレースから抜け出せばいいのか?大きくは以下の23つ
- 感情で動かずに自分で自分の考えを選ぶ
- 頭を使ってお金を作り出す
どういうことか?詳しい内容は本書を読んでください。今までの生活では聞かない話になるので、一つ一つ丁寧に読み進めるといいでしょう。
2.お金の流れの読み方を学ぶ
金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
私たちは恐らく全員が心の中で、「お金持ちになりたい!」と思っています。程度の差はあれ、お金に不自由なく生活したいとという願いがあるでしょう。だから『金持ち父さん貧乏父さん』を見つけられたのですから。
そして、「お金持ちになるためにお金を稼ぐ方法を考えるぞ!」という発想になるでしょう。自分もそうでしたし、周りの人の話を聞いていても同じだったので、大きく間違えていないと思います。
しかし、お金持ちになりたければ稼ぐことよりもお金について勉強することの方が大切だと説いています。
お金について学ぶことは、お金持ちになるための土台ともいえます。その中でも最も大切なことは以下の通り。
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ。
資産と負債の違いを理解し、資産を買いましょう。とは言ったものの具体的にどういうことか今一つ分からないと思います。すべて書くと丸パクリになるので、ここから先の詳細は本書を読んでのお楽しみということにします。
ちなみに、この本で最も有名なフレーズの一つ「持ち家は試算ではなくて負債」もここで触れられています。
3.自分のビジネスを持つ
私は会社を所有しているが、実際の運営は他人がやっている。もし、自分がその場にいて働かなければいけないのならば、それはビジネスとは言えない。自分の「仕事」だ。
「ビジネスを持つ」というと会社を起こすことだと思うかもしませんが、この本では少し違う意味です。
自分が働かなくてもお金を増やす資産を買いましょうという意味。具体的な内容は本書を読みながら理解を進めると良いでしょう。今まで教わった内容とは大きく異なる部分が多いので、本を格闘しながら自分の人生設計を見直すのがおすすめです。
4.会社を作って節税する
先ほどのビジネスを持つと近い考えかもしれません。要はお金に関する知識をしっかり身につけたうえで会社を持っていると驚くほどにお金の面で優遇がありますよという話。
私たちはお金のことも学ばないまま生活をすることが多いですが、同じように会社という仕組みについても理解していないことが多いですね。自分も良く理解していない部分がたくさんです。
会社について理解をしているとお金も面で役に立つのならば、将来どんなことをしていても会社について調べておくのはありですね。
5.金持ちはお金を作り出す
より多くの選択肢を持つこと、それがファイナンシャル・インテリジェンスだ。
この本では繰り返し「ファイナンシャル・インテリジェンスを高めよ」と主張しています。ファイナンシャル・インテリジェンスを高めていると、小額のお金から大きな利益を生むチャンスがわかってくるのだとか。
具体的には会計、投資戦略、市場を読み取る能力、法律の知識を学ぶことをすすめています。
さらに、バラバラの取引をまとめて投資を作るタイプの投資家(具体的には本書を参考にしてください)になるためには以下の3つの技術を身につけると良いです。
- ほかの人が見過ごすチャンスを見つける技術
- 資金を集める技術
- 頭のいい人間を集めて組織する技術
これらの力を高めることで変化が起きたときに、人には見えないものが見えてくるのだそうです。
今私自身、お金に関する勉強を本格的に行っています。この本で書かれている正解が自分でも見えてくるのがいつなのか、楽しみです。
大きなチャンスは目に見えない。頭を使って感じ取るものだ。たいていの人はお金に関する訓練を受けていないため、目の前のチャンスを見逃してしまう。
6.お金のためではなく学ぶために働く
この本を読んでいると働くことに価値がないと勘違いしてしまう人が一定数います。そういうわけではありません。働くことの目的を変えましょうということなのです。
この本の著者もいろいろな会社で働いています。しかし、目的が私たちとは異なっているのです。お金持ちになるために必要なスキルを学ぶために働いていたのです。
私たちの多くは能力はあるものの、お金について知らないことが多いために損をしている人があまりにも多いと著者は伝えています。
目標を見据え学ぶために働く。このような視点があると働くことについて新しい視点が得られるのではないでしょうか?
最後に
今回はお金についてのロングセラー&ベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」より、お金持ちになるための6つの教えを自分の忘備録のためも含めてまとめておきました。
私たちはお金持ちになりたいと願っています。しかし、お金について知らないことが多すぎるために、そしてお金持ちになるためには邪魔になってしまう考え方のために願いがかなわない側面があるのも事実です。
お金持ちになりたい、経済的に自由になりたいという人は一回読むべき本です。多くの学びがあると思いますよ