私は旅行が好きなのですが、人混みが苦手なのです。
人混みが好きだという人も少ないかもしれないですが、私の場合は人混みに何分かいると気持ち悪くなってしまい帰りたくなりますので普通の人と比べても人混みが苦手な方だと言って差し支えないでしょう。
良い旅行先を探して行きたいのですが、ネットで探して見つかる人気の旅行先は人混みがつきもの。ネットで探して見つかるということは、すでに多くの人が良いと判断しているからネットに情報が出ているわけですので、当然と言えば当然ですね。
良いものは何かしらデメリットがあるので、メリットとデメリットを照らし合わせて物事を決めるというのは世の常です。これを工学系ではトレードオフといいます。かっこいいですね。
ですが、私の中では「人混み」という状況が持つデメリットの要素があまりにも大きすぎるので旅行の楽しさから生まれるプラスを帳消しにしてむしろマイナスとなります。
ということで、ながなが書いたわけですが、旅行に関しては人混みのデメリットが往々にして勝ってしまい、出かけたいにも関わらず行けないということが多発します。
平日に旅行すればすいているのでは？
しかし、人混みが苦手だからといってどこにも行かないというのもなかなかにしんどい。私自身インドア派ではあるが、多少は外に出たいです。
なにより、自分の意志でいきたいと思っているのに人混みが苦手な体質のせいで行けないのでというのは、自分の意志でない部分で物事を決めている感じがして気分が悪いです。
対策の一つとして、平日に旅行するというのがあります。私自身、たまたま平日の観光地へ行って空いていたことがありました。
私の地元千葉県柏市では最近、「道の駅しょうなん」が非常に賑わっています。重点道の駅（国土交通省の支援を受けながら運営ができる道の駅のこと）にもなっているので、休日には人でいっぱいになっています。
そんな道の駅に、仕事のために平日に立ち寄ったことがあります。驚くことに、いつもは満杯な駐車場がガラガラでした。
施設の中もいつもは人であふれかえっていますがゆとりを持って歩けるくらいには余裕がありました。この状態でしたら、ゆっくりさんぽすることも、自然を堪能することも存分にできそうです。すいている観光名所は存分に魅力を楽しめるなと感じます。
では、どうすれば人があまりいない観光地に行けるかということを考えるわけです。思い付き限りはこんな感じでしょうか？
①平日、かつ人が集まりにくい時間帯を狙う→イベントなどがなければかなりすいている可能性がある。しかし翌日に学校や仕事があると疲れる。そもそも人気の観光地の場合は結構混んでいることがある
②旬の時期をずらす→人はいないかもしれないが、観光名所の見どころがそもそも見れない可能性あり
③早朝、または深夜などに行く→すいているかもしれないが、施設は楽しめない。そもそもしんどい
結局ピタッと来る解決策は見つからず
とはいったものの、空いているときを狙って観光地へ行くというのはゆったりできてよいのですが、有名な観光地の場合、必ずしも人が少ないとは限らないのが悲しいところです。
加えて自分が気に入らないのは、すいているときを狙って旅行計画を立てている時点で自分の好きに行くという旅行の醍醐味が旅行計画に引っ張られて薄まっている気がしているのです。
自分のわがままさが主な原因で、好きな時に旅行に行きたいけどすいているときでないとテンションが下がるというもやもやの解決策が見つからないと感じる今日この頃でした。
