はじめに
算数の基本「たし算」。大きな数や2けた・3けたの数を足すときには、縦に数字をそろえて計算する「筆算(ひっさん)」が便利です。たし算がもっと速く、正確にできるようになります。
この記事では、小学2・3年生でもわかりやすいように、筆算のポイントと手順をくわしく紹介します。
実際に\( 32+45 \)を考えながら大きな数の足し算を学びましょう。
大きい数
今までの小さな数の足し算では
- ○を書いて数える
- さくらんぼ計算をする
という2つのポイントを伝えました。しかし、今回のような大きな数ではどちらも現実的ではありません

筆算のポイント
- 1の位からケタをそろえて丁寧に書く
- 右(1の位)から順に計算する
実際に\( 32+45 \)を使ってポイントを学びましょう。
①1の位からケタをそろえる
- 数字を「1の位」「10の位」「100の位」…と横にずれないよう、縦にきちんと並べましょう。
- \(32 + 45\) の場合は、以下のように書きます。

②右(1の位)から順に計算する
- いつも右端の「1の位」から足し、その次に「10の位」というように、右から左へ順番に進めます。
- 2つの数のケタがちがうときは、足りないケタに0を書き足すか、空白をあけておきましょう。

練習問題
さあ、実際に書いてみよう!
- 16 + 23 =
- 24 +135 =
下に解答を用意しておきます。解き終わったら参照してください
解答

まとめ
- 1の位からケタをそろえて丁寧に書く
- 右(1の位)から順に計算する
この2つのポイントをおさえれば、筆算でのたし算はバッチリ! 最初は慣れないかもしれませんが、練習を重ねるとスムーズに解けるようになります。ぜひ、この記事を参考にして、どんどん筆算にチャレンジしてみてくださいね!