【小学校の算数】計算の順序 | 掛け算や足し算が混ざった場合の計算方法【小4】

小学校の算数でも、中学以降の数学でも、四則演算は必ず行います。足し算や掛け算、かっこが混ざった計算問題でどこから計算するのかが分からなくなる時はありませんか?

大人でも意外と間違えます。

計算の順序で覚えるべきことと覚え方

基本は左から順番に計算をしますが、記号によって順番が変わります。

  1. かっこ()
  2. 掛け算と割り算
  3. 足し算と引き算

非常にシンプルだけどイメージがつかないと思うので例題の中で理解しましょう。

例題

さて、ここからは紙とペンを持って実際に書きながら読み進めてください。

  1. 7×3+24÷6
  2. 4+7×(15-7)
  3. (14-8÷2)+(32÷8+3)

解答と解説

①7×3+24÷6

基本は左からですが、足し算よりも掛け算と割り算の方を先に計算します。

順番が分かれば後は計算するのみです。

\(7×3+24÷6=21+4=25\)

②4+7×(15-7)

()が加わってややこしいですが、落ち着いて計算しましょう


\(\begin{align*}
4+7×(15-7) &= 4+7×8 \
&=4 + 56 \
&=60
\end{align*}\)

③(14-8÷2)+(32÷8+3)

()が2つあるので一つずつ計算します。

順番さえわかればあとは計算を進めるのみですので、\((14−8÷2)+(32÷8+3)=(14-4) +(32÷8+3)=10 +(4+3)=10+7=17\)で終了です。

最後に

もう一度計算の順序のルールをまとめます。

基本的には左から計算するが、記号によって先に計算すべきものがある。
  1. かっこ()
  2. 掛け算と割り算
  3. 足し算と引き算

ルールと照らし合わせながら計算問題をたくさんこなしてください。もっと問題を解きたい人はコメントで教えてください