うわ、ここの油淋鶏うま

当時中学生だったと思いますが、感動をおぼえたものです。感動するほどの油淋鶏を提供してくれたのが、「会席料理 竹之里」さんでした。
それ以来、何度も通っていて常連になっていました。竹之里さんでは1000円~1500円で食べれる豪華な和食ランチを提供していました。

これからも和食のランチを柏で食べたくなったら竹之里に行くのだろうと思っていたのですが、つい先日お店の前に行ったらこんな貼り紙が・・・

見つめる貼り紙の前で呆然
あまりにショックでこの日のお昼に何を食べたのか覚えていません。もしかしたら単純に記憶力がなくて食べたお昼を忘れただけかもしれませんが。
「閉店」という文字が強烈に残りました。特に、自分の青春や人生の思い出が詰まった店だと、貼り紙が見た瞬間に思い出が一つ終わってしまった感覚が強かったです。
私自身、元々油淋鶏が好きだったので、その中でも思い出に残っている味というのは少なかったりします。
油淋鶏に感動しタイミングって数えるほどしかないんですよ。(ちなみにもう一つ感動したのはいずみ亭の油淋鶏。)それだけに、自分のお気に入りの料理コレクションの一つがなくなるのは相当寂しいものです。
寂しいけどお店がなくなるのはある種仕方がない
とはいえ、お店が閉店するのはある種、仕方のないことかもしれません。最近では食材価格の高騰、人手不足などで、名店であっても閉店してしまうことがあります。
ネットで調べたら飲食店の閉店や廃業が増えていることが示されていました。理由は分かりませんが、竹之里さんのように長く愛されたお店でも、閉店することがあるのだなと納得するしかないですね。
考えてみれば、柏市もここ10年くらいでそごうが終わったり、道の駅しょうなんが盛り上がりを見せていたりを大きく変わっているのですからそりゃ時代も変わっているよなと。
時代の移り変わりを受け止めてまた地元で良いお店、良い場所を探したい
寂しさばかりに浸っていても仕方ありません。東葛地区のうまい店をたくさんブログで取り上げている私としては「じゃあ、柏には他にどんな素敵なお店があるんだろう?」と前向きに探すチャンスにしてみます。実際、調べてみると柏だけでも新しいカフェやレストランがどんどん登場しているようですので。
たとえば、最近話題になっている「柏の隠れ家カフェ特集」なども見つけました。本当は他のネットの記事を見つけている暇があればお前が書かんかいという話なのですが。
当面、第二の竹之里に出会うことを目標にします。おいしい和食や定食を手ごろなお値段で食べれるお店を探しまくる!
でもやっぱ寂しいなぁ
と、ここまで言いながらも、心のどこかでまだ「でもやっぱり寂しいなぁ…」と未練たらたらだったりします。やっぱり、何年も慣れ親しんだお店が突然なくなるのは切ないものです。
お店の前に置かれた看板に向かって、「いや、待てよ?実は貼り紙を見間違えただけじゃないか?」なんておもってみたり。さすがにそんな都合の良い話はありませんでしたが。
おわりに
結局のところいま言いたいことは一つ。「竹之里さん、ありがとうございました」。言いたいことが一つの割に文章が長いのは私の言葉を簡潔に書く能力がないからなので悪しからず。
感動の油淋鶏を中高生の私に教えてくれてありがとう。そして、次は柏市で新しい感動をくれるお店を見つけようと思います。
それでもこっそり竹之里の跡地に行ったら店主さんがこっそりランチを作ってくれないかな?