こんにちは。mei82(めいぱち)です。今回はプラモデルについて自分なりに書いてみたいと思います。

初めてのプラモデルとの出会いは父から
プラモデルといっても様々なジャンルと種類がありますが、私が初めてプラモデルというものに触れたのは小学4年生の頃でした。
もともと手先が器用で細かい作業が好きだったのと、父が無類の車好きだったことからなぜか車のプラモを一緒に作るということになり、忘れもしないTOYOTAの「スープラ」をチョイスされたのでした。
初めてのプラモデルが「スープラ」ですよ・・・。ちなみに父も私もスカイラインが大好きだったのですが、スカイラインのプラモデルがなかったので仕方なくスープラにしたのを覚えています。(スープラが好きな方すいません)
プラモデル、意外と難しい…
で、いざ作ろうとしますが全く何をしていいかわからずボーっとしていると「パーツを外せ」と父からの指令が来ました。パーツを外せとは何事だ?という初歩の初歩から説明され、ニッパーなる工具で車のパーツを切りながら台座から外していくということを教わりました。
こんな簡単なこと・・・と舐めていましたが、まぁ小4には難しい。パーツの遠くを切ればきれいにする作業が難しい、近くを切るとパーツまで切ってしまう。なかなかちょうどいい場所が切れずにかなり苦戦しながらやっとのことですべてのパーツを切り出しました。
ここまで2時間ほど。
後々ですが、少し残してカッターなどで切るということを覚えましたが、それはだいぶ後になってからの話でこの時は切れ口もガタガタでかなり見栄えが悪かったですね。そしてここから接着剤で止めて乾燥させて・・・となるのですが実は2時間もかかったせいで飽きてしまい、この日はここまでしかやりませんでした。
次の日接着剤で止めるという作業から始めましたが、ここでも問題があり接着剤をはみ出さずに塗ろうとしていたんですね。プラモデルを作ったことがある方なら常識ですが、わざとはみ出して乾いてから削るまたはやすりでこするなどするのですが、当時知っている人がおらずきれいに仕上げるにははみ出さずに接着剤で止めて塗装すると思っていたので、かなりここでも苦戦しました。
この作業をまた2時間ほど行い本来なら1日乾かして塗装となるのですが、またもや失敗をしてしまい、接着してすぐに塗装をしてしまったのです。そうですもうお分かりだと思いますが、接着剤がはみ出している個所は色が塗れないのではじいてしまうんです。もっと言うと下地を塗ってないのできれいに色が乗らない。
結果まだらな塗装のスープラが完成したという結果になりました。決論としては当時ネットはなかったもののきちんと作り方を調べてからやればよかったなぁととても反省しました。

- パーツを外すときはニッパーで少し余分な部分を残して切る。余った部分はカッターなどできれいに削ればいい。
- 接着剤ははみ出して塗るべし。はみ出た部分は削ればよい。
- 塗装は接着剤を塗ってできれば1日置いた方がいい。
- それから下地材を塗ってからマスキングなどで細かな部分を囲い塗装するべし。
久しぶりのプラモデル復活は旦那さんから
小4の失敗以来プラモデルは作っていなかった日々が続き気が付けば25歳。(いや間空きすぎでしょ・・・)今の旦那さんと結婚して一緒に住むことになって、お互いの荷物をアパートで運び入れ片付けているときに不意にその時は訪れました。
「ガンプラ」
話には聞いていましたが、実際に見たのはこの時が初めてでした。ガンダムシリーズは見たこともなく、興味も全くなくこの年まで来ましたが初めて見た感想は「なんだかかっこいい」でした。
当時旦那さんが持っていたのは、ガンダム初期のものからZガンダムのものらしく、特に大切に扱っていたのはハマーンカーンのキュベレイでした。きれいに組み立てられて色もきちんと塗装されていました。ほかにもたくさんあり箱もきちんとありました。ガンダムは見たことがないけれどガンプラは楽しそうだなぁと軽くこのころは思っていました。
その後旦那さんの洗脳作業の元(笑)ガンダムシリーズを見る羽目になりましたが、あまりどのシリーズもはまることはなくふーんという感想でした。ただガンプラへの興味はありいつか作ってみたいなと思うようになっていました。
そんなこんなしているうちになんとはまるきっかけが訪れます。それがSEEDシリーズでした。2002年から放送が始まり、その後SEED DESTINYへと続くのですがこれがもうドはまりしてしまいガンプラの暴走へとつながっていくわけです。
正直ストーリーとしてはなんだかガンダムなのに少女漫画のような感じなのですごく好きかといわれると・・・んーあんまりという感じ。では何がはまったかというとモビルスーツのカッコよさ!これにつきます。こうしてSEEDシリーズのモビルスーツに取りつかれガンプラを初めて買うことになります。
久しぶりにおもちゃ屋に行きプラモデルコーナーを見て初めに買ったのが「ストライクガンダム」でした。ちなみに旦那さんは「イージスガンダム」を買っていました。子供の時のワクワクがよみがえってきてなんだかうれしくなってその後塗料とプラモデル用のペンや筆、使い捨てのパレットや紙やすり、ニッパー等々当時2人でフルタイムで働いていたのでびっくりするほどの大人買いをしていました。
もともと収集癖があるのではまってから集めるまでにあまり時間はかかりませんでした。最初のストライクガンダムを作り接着剤まで終わらせたところで、ふと思いついたのが「そうだ乾かしている間暇だから他のガンプラを作っていればいいんだ!」と・・・。そう思ってからが早かったです。
すぐにまたおもちゃ屋へ行きシリーズのものをほぼ買い込みました。その数10個ほど・・・。必要な塗料もガンガン買いどんどん作るのかと思いきや、仕事が忙しくなったり意外と乾かす際の場所がかなり必要で安易な考えで接着剤のところまでなんて進めていたらものすごい場所をとることに後から気づき進め具合と時間の兼ね合いでなかなか進ませることができないでいました。
ただこの時普通なら「作り終えるまで買わないでおこう」となるのですが、私は普通ではないようで「そうだ!家に買っておけばいつでも時間のある時にできるじゃん!」と名案のように思い作れないのに購入するという悲惨な結果に突き進んでいくのでした。
もっと悲惨なことが追い打ちをかけるようにSEEDシリーズの続編がこのころ始まっていてさらにガンプラの購入に拍車がかかるようになりました。恐らく10個以上は買っていてといっても「HG」や「RG」しか買っていないので¥1000前後のものだからいいかなぁ位の感覚でしたが、そのうち「MG」に興味を持ち出し、最終的には「PG」と呼ばれるPERFECT GRADEを買ったのでした。
- *「HG」などの表記はガンプラのスケールの種類で
- HG:1/144のスケールでハイグレードの略
- RG:スケールはHGと同じリアルグレードの略HGよりリアルに作られているシリーズ
- MG:1/100スケールで少し大きめでマスターグレードの略
- PG:1/60のスケールでパーフェクトグレードの略 大きすぎてどこの飾るんだ?と今なら疑問に思う大きさ

はまりすぎた結果
結果としては、完成させたのは2体くらいで接着剤どまりが4体ほど。全くの手つかずがほとんどで後々売ることとなります。なぜこのような結果になったかというと、まずは作る欲求よりも収集癖の方が勝ってしまったから。
次に無計画にパーツを切って接着してを繰り返し、スペースがなくなった事とどのモビルスーツのパーツかわからなくなった。今回モビルスーツなので設計書を見れば何とか色と形で探し当てましたが、城などの建造物系のプラモデルの場合はそうはいかないので、きちんと順番通りに作りましょう。
また時間が取れなくなった場合を考えておかなければいけないと思います。乾かした状態で置ける場所があるのか?という問題はきちんと解決しておかなければいけなかったなぁと思います。とても反省点ばかりで作ってあげられなかったガンプラには申し訳なかったと思っています。
プラモデルで楽しむおうち時間
とはいえ今家にいる時間が増えてきている方には適度に楽しむプラモデルの時間はお勧めです。何を作ろうかなぁ・・・?と考えるところからもうすでに楽しくないですか?
一人で作ってもいいですしお子さんと一緒に作ってもいいですね。何かを作るという作業は気分転換にもなりますし、適度に疲れるし、なによりいろいろ順番を考えなければいけないし完成のイメージをしなければいけないのでこれだけでかなりのマルチタスクをこなしている気がしませんか?
もしかしたら自分でも気が付かない性格や特技が発見される可能性もありますね。家にいる時間が長くなるとマイナスなことばかりが目に付いてきがちですが、こういった時こそ家でできることを探してチャレンジする時間にあててみるのもいいと思います。そんな選択肢の一つとしてプラモデル作りを趣味にされることをお勧めします。

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